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すぐれた環境こそが天才的な素質を開花させる

それでは、赤ちゃんの脳を発達面から見てみましょう。
上野動物園の元園長・中川志郎さんは下記のようにおっしゃっておられます。



「生まれたときの新生児の脳は重さ約400gだが、それが1歳で750g、3歳で965gにもなる。20歳、成人で1200から1500、 平均1250gくらいであるから、3歳までに約80%ができてしまうというのは、たいへんなことである。

したがって、そのあとで教育だなんだといっても遅いので、3歳になるまでのその子どもを取り巻く環境が、 熱砂に雨のしみ入るごとく急激にその子どもに入り込んでしまう。そしてそれは修正不可能なもので、非常に大切なもの、一生変わることのないものだ。

なぜ、あとであれほどの力を入れて教育するのと同じくらい、いやそれ以上の比重をこの時期にかけないのだろうか。」




人間の脳は、3歳まではどのような刺激にでも敏感に反応して神経線維をからみ合わせていき、一生で使う脳の80%くらいまでのからみ合いが3歳までに行われます。 このことは人間の脳は3歳までにネットワークが作られやすいということを意味します。

ニューズウィーク誌より



「三つ子の魂百までも」ということわざがあります。 これには、乳幼児期の子育ての大切さを絶やさずに受け継いでほしいという先人の願いがこめられています。 脳の研究が進んだ現代では、昔の人の経験的ないい伝えだけではなく、3歳までがいかに大切な時期かということが 科学的にわかってきました。

では、本当に効果があるのはどのような幼児教育なのでしょうか? 次章以下で説明していきましょう。

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