3歳までのお子さんを塾や教室に入れることは、むしろ逆効果!
家庭こそ最高の教室である
家庭保育園では、0〜3歳までの乳幼児期にお子さんを塾や教室に入れることは、むしろ弊害になると考えています。それには、3つの理由があるからです。
まず一つ目の理由は、生活リズムの問題です。
乳幼児期にはきっちりとした生活リズムがまだ確立されていない場合が多いものです。
幼児教室に通うとなると、一人ひとりの生活リズムやそのときの体調、機嫌などにかかわらず、「○曜日の□時から△時まで」と決められた曜日と時間にお教室に行かなければなりません。お教室の学習時間には、おなかがすいて不機嫌だったり、眠くてぐずってしまったりすることもあるはずです。しかも、お教室に通うのは、たいてい週に1回50分授業。それで果たして、効果的な教育を受けることができるでしょうか?
二つ目の理由は、お子さん一人ひとりの個人差の問題です。
0〜3歳といえば、一番成長の差が大きい時期です。たとえば4月生まれのお子さんと3月生まれのお子さんとでは、同じ学年になるにしても発育・発達には大きな差があります。4月生まれのお子さんがすでに歩くことができ、言葉もいくつか話せるようになっているころ、3月生まれのお子さんはまた生まれたばかりで、おっぱいやミルクを約2〜3時間おきに飲み、一日の大変を眠って過ごす状態です。
ところが塾や教室では、これほど違うお子さん同士が同級生として同じクラスになり、同じカリキュラムの授業を受けることになるのです。このような場合、生まれ月が遅いお子さんは、どうしても授業の内容ついて行けなくなったり、逆に4月生まれのお子さんが授業の内容を物足りなく感じたり…ということは、想像がつきますね。
三つ目の理由は、ほかの子どもとの比較の問題が生まれることです。
発達に個人差の大きな時期のお子さんが集まる塾や教室では、お母さんは意識していなくてもつい、よその子とわが子を比べてしまいがちです。
特に第一子の場合は、体格、話せる言葉の数、授業に対する集中度などがよその子と違うとどうしても気になってしまいます。すると、よその子とわが子を比較して「どうしてうちの子は、○○が遅いのだろう?」などと不安になったり焦りを感じたりしがちです。そうしたお母さんの気もちを、お子さんは敏感に感じ取り、楽しいはずの学習が大きなプレッシャーになってしまうことが多いのです。
また、比較の心はお母さんだけでなく、お子さん自身にも別の形で芽生えます。この時期の1年の違いは、能力的にも大きな差が出てきます。
たとえば、4月生まれのお子さんは、運動面や言葉の面での発達がほかの子より一歩先んじているように見えますね。すると、自分はほかの子より能力がすぐれているのだと勘違いしてうぬぼれ、ほかの子をけなしたり馬鹿にしたりするような子どもになり、いずれにしても母親にはストレスが増え、それがまた子どもに悪影響を与えることになるのです。
このような理由から、「家庭保育園」では3歳までのお子さんに塾や教室通いはまったく必要ないと考えています。では、どこで教育を行うのがいいのでしょうか…
それは、お子さんにとって最もリラックスでき、自分の体調や生活リズム、発達の度合いに応じて教育を受けられる場所……家庭こそ最高の教室です。
教育を最も効果的に行っていただくために、まずお子さんの生活リズムについても指導させていただいています。
人間には、本来持っている生体時計があり、子どもは脳や体の発育・発達に必要なホルモンの分泌に合わせた生活をすることが大切です。
でも、前述したように生活リズムには個人差がありますから、学習に適した時間帯も一人ひとりの生活リズムに合った時間帯に行うのが一番効果的です。
「家庭保育園」では、その子なりの生活リズムを知って、ベストな時間帯に学習を行っているので、みなさん「この時間に学習したから、成果が出たのね」などと喜んでくださっています。また、生活リズムを整えることで、「決まった時間に子どもが寝るようになり、子育てが楽になりました」とおっしゃってくださいます。
子どもの体が求めている理想的な生活リズムに整えてやると、生活が規則正しくなるのはもちろん、子どもはいつも機嫌がよく、寝つきや寝起きもよくなるために、学習効果も上がりますし、お母さんにとっても子育てがしやすくなるわけです。
また、家庭ならよその子とわが子を比べて、あせったりイライラしたりすることもありません。お母さんはわが子だけを見て、わが子の様子に応じた進め方や学習方法で教育を行えばいいのです。
教育を効果的なものにするには、やはりお母さんが先生となり、家庭で行うのが最も理想的なのです。
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